
2月に、我孫子の自然農園のお仲間さんにいただいたエンドウ。その農園で種取りをされている「四億年エンドウ」といったかんじの名前です。
小さな葉っぱの状態で、ポットの中で越冬して。3月になったら伸びました。
エンドウの植えつけ
エンドウのことが、よくわかっていない状態からのスタート。
つる性植物なので支柱が必要です。ネットも必要とのこと。
『野菜の性格アイデア栽培』(木嶋利男著)で、エンドウの誘引に、ネットの代わりに藁や笹竹を使うとありました。
ナイロンなど人工物のネットだと、エンドウが巻き付くのを嫌がるそうで。
やはり自然素材の方が相性が良いのか。
枯れた木や枝などに誘引させて育てているのを、あちこちの畑でちらほら見ますが。エンドウは、細い枝などでも巻き付いて伸びていくのですね。
エンドウの誘引に、藁と竹笹を使う

藁と竹笹。家で用意できました。
マメ科植物の根粒菌

我孫子の自然農園の土入りポットのままだと。どんな雑草(草)が紛れ込んでいるかわからないので。今回は土を洗い流しました。
伸びた根には、丸い根粒菌の姿もあります。根粒菌は、土の中に窒素を固定してくれます。
エンドウのつるを藁に誘引

四方に支柱を立て、支柱の上方に麻ひもを引いて。そこに藁と竹笹を吊る下げて。
だいぶ伸びたエンドウの苗を、藁に誘引してみました。

その全貌を見た母が、「地鎮祭」と勘違いしました。たしかに似ています。
その後、完全に放置して、収穫時期を待つことに。
ときどき、遠くから様子を見ていましたが。あまり成長していないように思えました。
そのうち、ピンク色の花が咲きました。花が咲けば、実が成る希望が出てきます。

エンドウの実を収穫

4月10日。
たまたま近づいてみたら、実ができていました。
株は3つで、背丈もあまり伸びていないけど。花が咲いて実がつきました!

収穫したその日に、湯がいて食べました。甘くてぷりっぷり。新鮮でおいしかったです。
エンドウ。来年は、もう少し多く作ってみようかな。
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