今年はじめて、サツマイモの苗作りに挑戦。4月のはじめに種イモを伏せ込んで、そのまま放置していました。
サツマイモの伏せ込みを設置
今年は2月の終わりに、スーパーで買ったサツマイモを温浴催芽して。
4月になるまで、新聞紙の手作り袋に入れて、台所の隅に放置していました。
4月はじめに、まだ芽の出ていない種イモを、畑の比較的日の当たる場所に伏せ込んでみました。
「伏せ込み」というものも、よくわかっていないため。見よう見まねでやってみました。
土を軽く耕して柔らかくして、その上に、浅くくぼみを作って種芋を並べ。
イモが少し見えるくらいに土を被せて。


その上に、ビニールポットを被せて、保温状態にしてみました。

その後、4月中は発芽せず。発芽を確認したのは5月の半ばでした。

5月の後半に、種芋から苗を取って、サツマイモ畝に植えつけました。
今年は種イモを4つ作りましたが、発芽したのは2つの個体。そのうち1つは、発芽した葉っぱの状態が傷んでいたので、残る1つを苗取り用にしました。
苗は、伏せ込んである種イモから、切り取るか、抜き取って。
植えつける前に、少し根出しを促すために、バケツにちょびっと水を入れて、その中に苗を立たせておきました。


植えつけ方法は、よくわからない状態。とりあえず小さな苗だったので、斜め差しで植えつけたと思います。
サツマイモの直線仕立て
今年トライするのは、『家庭菜園の超裏ワザ』という本に紹介されていた、サツマイモの直線仕立て。
サツマイモの直線仕立てとは、植えつけた後に伸びてくる親ヅルを、こまめに土の中に埋めていくという方法。
真夏の時期も、一週間に1回は、伸びてくる親ヅルを土に埋め続けるという、少々根気のいる方法ですが。著者の和田義弥さんが試したところ、埋めた親ヅルの各節に、芋がしっかりできていたという結果が。
植えつける苗の数が少なくても、親ヅルを埋め続ければ、芋の収穫量はおのずと増えるという推測。
気をつけるのは、植えつけたはじめのツルにできた芋は、一番早く肥大するので、適当な頃合いでいち早く収穫する必要があるということ。
私もとりあえず試してみたかったので、畝の1.5メートルくらいを、親ヅルを埋めるスペースにしてみました。
菅野式若苗萎れ定植
あとは、伏せ込んだ種イモから採った苗を、せっかくだから植えつけてみたくて。
空いているスペースにちょこちょこ植えつけてみていて。
6月半ばを過ぎ。種イモから最後の苗を採って。最後の苗は、菅野式若苗萎れ定植という方法を試してみることにしました。
参考にしたブログ↓
バケツに入れて置いたら、茎の切り口から白い根がたくさん生えてきていましたが。
菅野式に倣って、親ヅルの先端を切って。親ヅルの先端の葉から数えて3~5の節の部分だけを切り取ってみました。
なんでも、芋になる根が出やすいのが、先端から数えて3~5節目くらいなのだそうです。


菅野式で使う苗は、手でちぎれるほど若い苗だそうで。
私の苗はすでに紫色で太くなっていたので、ハサミで切りました。もしかするとイモはできないかもしれません。もしかするとイモはできるかもしれません。どうなるか実験です。
いくつか菅野式苗を作ってみて、それをサツマイモ畝の端っこに、試しに植えつけてみました。


できるかできないか、わからないので。適当に植えつけてみましたが。
普通の苗よりも、かなり植えつけやすかったです。節から伸びた側枝が少ないからだと思いますが。
これなら俄然、来年も菅野式の苗をたくさん植えつけてみたいかも。
菅野式では、植え付けの時点で親ヅルの先端を切るので、無駄に親ヅルが伸び続けることはなく、残暑の頃にツル返しをする手間も省けるかもしれません。
まとめ
今年は、つる返しをせず、ツルボケを防止するために、直線仕立ての親ヅルも、最終的には摘心しようと思います。
どうなるでしょうか。
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