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ジャガイモの芽かきと土寄せ

ジャガイモ芽かき前

一か月と一週間前に植えつけた、ジャガイモの種イモ。

大きくなってきました。

そろそろ芽かきをする時期です。

ジャガイモの芽かきをしました

さっそく芽かきをしました。

近くに寄ってみると、みんな思いのほか、よく育っていました。

ここ数年は、日陰や狭い場所や荒野など、環境が整っていない場所で畑をしていたので、ジャガイモすら収量が少ない状態でした。今年の成長具合はとてもよいです。

でもここからさらに成長するので、油断は禁物。

2、3本を残して、その他の細い芽を抜き取りました。

抜き取るときは、茎の下の地面を指で押さえて、利き手で、ゆっくりねじるように抜き取りました。

ジャガイモは、芽かきをしないと、大きなイモが育ちません。

それに、ちゃんと芽かきをしないと、この後ぐんぐん大きくなった際に、それぞれの葉っぱ同士が重なり合って、風通しが悪くなります。

風通しが悪くなると、アブラムシなどの害虫に有利な環境となり、病気になるリスクがあります。

たくさんのイモが収穫できると思っていたのに、病気になって収穫のバランスを崩してしまうかもしれない。

だから、この後の形を念頭に置いて、ちゃんと芽かきをします。

挿し芽をしてみた

今年は、抜き取った芽を挿し芽してみました。

抜き取った芽を数時間干してから、夕方ごろに挿すと、よく根付くそうですが(『野菜の性格アイデア栽培』木嶋利男著 参考)。今回は、抜いてすぐに挿しました。

ジョーロで水をあげましたが、少し経つとヘナっとしてしまいました。失敗だったかな。

まぁ、経験第一なので。やってみただけよかったかな。今後どうなるか経過観察します。

挿し芽したジャガイモの芽
はじめは元気だったけど。すぐにヘナっとしてしまった、ジャガイモの挿し芽。

ジャガイモの土寄せ一回目

ジャガイモ、一回目の土寄せ

ジャガイモの芽かきの際に、一回目の土寄せをします。

私は小さなスコップを使い、手作業で土寄せをするのですが。

今回の芽は、おたがいに近い場所から出ていて。今後大きくなったら、密集してしまいそう。

そこで『野菜の性格アイデア栽培』で紹介されていた、「茎を寝かせて、株の真ん中に土を盛る」にトライしてみました。

ジャガイモ。茎を寝かして土寄せ

茎を寝かせる時は、土の中に葉が埋もれないように。埋もれる部分の葉を取っておくそうです。(葉が土に埋まると、そこから腐りやすい。)

茎を寝かせて土寄せすることで、それぞれの葉っぱが横に広がり。立っている状態よりも太陽の光を多く吸収できる。収量も味もよいイモができるそう。

はじめてトライするので、どうなるか未知。

テントウムシの幼虫とテントウムシダマシ

ジャガイモの葉に、テントウムシの幼虫がいました。私は、テントウムシの幼虫がかわいくて好きです。

この子がいるということは、今後、アブラムシが現れる可能性があります。

風通しのよい環境が必須です。

テントウムシの幼虫
テントウムシの幼虫

それから、テントウムシダマシの成虫もいました。

テントウムシダマシの成虫
オオニジュウヤホシテントウ

テントウムシダマシは「ニジュウヤホシテントウ」のこと。

今回見つけたのは、大きい点々なので、「オオニジュウヤホシテントウ」でしょう。

テントウムシは、アブラムシを食べてくれる益虫ですが。テントウムシダマシは、ナス科の植物を食べる害虫。越冬した成虫は、手はじめにジャガイモの葉を食べるそう。

葉を食べられてしまうと、光合成ができなくなり、ジャガイモができません。最悪枯れてしまうことも。

テントウムシダマシの幼虫は、テントウムシの幼虫と姿がちがい、緑色でイガイガしている。幼虫もナス科の葉を食べる。

テントウムシダマシは害虫ですが。とりあえず捕殺などせず、そのまま放置してみます。

一枚の葉の裏に、黄色の卵をびっしり産んでいたので、それだけは取って、そこらに捨てておきました。

まとめ

今回は、いつもとちがう土寄せ方法にトライしてみました。

どうなるだろう、どきどきです。

今後、横に寝かせぎみにした茎が、どのように成長するのか、観察してみます。

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