
スミヤカカリンバ赤月猫のレビュー
私の繊細な弱っちい腕と手だと、スミヤカカリンバ赤月猫は、重くて硬くて響きすぎる。
とにかく響き(サスティーン)がすごいので、持って弾いていると、手からその響きがもろに体に伝わって、キツイです。
同じ時期に購入したHruluのクラシックボディの、サペリの木材のカリンバは、木の実が鳴っているような、少し詰まった音がするのだけど、スミヤカカリンバ赤月と比較すると、音は深く広く響き、品のある落ち着いた安定感のある音で。キーは丸みがあって指触りがまろやかで優しく。弾いていて心地よくなります。

ちなみにこのHruluのサペリカリンバと同じ形で、ローズウッドがあるのですが。巷ではそちらの方が知名度があるのですね。
私も鈴蘭小道さんのYouTubeチャンネルを観て、ローズウッドを買おうと思っていたのですが、ローズウッドはサペリより2千円くらい値段が高かった。
だから、3千円台で購入できるサペリにしたのですが。
この2つ、音はきっと微妙に違うと思いますが。
きっとローズウッドの方が若干、サスティーンの伸びが良いように思います。
対してサペリは、私なりの表現で言えば、木の実が鳴っているような、詰まった可愛い音なのですね。
サペリはマホガニーの代用として、家具や楽器でよく使用される木材だそうで。
ならばサペリの音は、マホガニーに似ていることになります。甘く、優しい感じでしょうか。
対してローズウッドといえば、ウクレレならば指板などで使用されることが多い木材だと思います。
Hruluの通販サイトで音の視聴ができるので、サペリを買った後にも関わらず、ひたすら比較していました。
結果、どちらでもない、メープルとアカシアの台形のカリンバの音が好みでした。でもそれらは今のところAmazonには売り出されていません。
赤月猫カリンバで修行中
赤月猫カリンバを、メルカリで売ろうかと、何度も思ったのですが。
買ってまだ3か月くらいしか経っていなくて。音程の質なども問題なく。
問題は、現時点の私の波動に、赤月猫カリンバがしっくりこない、ということで。
でも楽器って不思議で。
はじめて赤月猫カリンバを弾いてから、何度か弾いていくと、私の魂の音が、少しずつ楽器に乗り移っていくんですね。弾き手の”私”を理解し始めている感じがする。
そうなると、今さら売ってしまうことに歯止めがかかってしまう。
売ろうと思うと、その都度、試し弾きしてみて。本当に合っていないのか、それともまだ弾き足りないだけなのかを見極めてみたくなる。
そんなことをしていたら、ここ数日は、赤月猫カリンバを弾いたあとの手や体のしびれや、重量やキーの高さからくる腱鞘炎の症状が、出てきづらくなってきました。
でもサスティーンが響きすぎることは変わらないので、極弱く、キーを弾いて音を出しています。
それでも可愛く軽やかに、音程もずれることなく、存在感たっぷりによく響きます。
心に癒しが欲しいならHruluカリンバだけど、あえて、スミヤカカリンバ赤月猫を、修行として使用しています。
ちなみに、毎晩寝る前に、カリンバのジブリの楽譜の中の曲を練習しています。
ウクレレだと、思いのほか結構大きな音になってしまうから、なかなか毎日積極的に弾くことに負い目を感じてしまうのだけど、カリンバは、音色がオルゴールのように静かで美しく、一枚板であればそこまで大きな音ではないので、臆せず楽しんで弾くことができるのです。いのほか結構大きな音になってしまうから、なかなか毎日積極的に弾くことに負い目を感じてしまうのだけど、カリンバは、音色がオルゴールのように静かで美しく、一枚板であればそこまで大きな音ではないので、臆せず楽しんで弾くことができるのです。
カリンバ。音と形を追求し始めたら、沼にはまってしまいそうだけど。
今のところ、Hruluとスミヤカ赤月猫の2つを所持している時点で、スミヤカの方に絶対的な所有意欲を持てていないので。幸いにも、これ以上、カリンバを増やす意欲が湧きません。
いつか、クリスマスプレゼントにでも、Seedの黒鍵キー付きカリンバを買いたいなとは思っています。
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