ツクツクボウシ

8月後半。

台風の影響で雨が降った日の晴れ間に。

畑の柿の木で、ツクツクボウシが鳴きました。

ネット検索してみたら、ツクツクボウシは、晩夏から初秋に発生するセミなのだという。

なるほど。セミにも活躍する時期があるのですね。

夏真っ盛りはアブラゼミ、夏の終わりはツクツクボウシ。

私の大好きなヒグラシは、夏の終わりごろから、夕方と朝方にせつない音色を聴かせてくれます。

ツクツクボウシの鳴き方

ツクツクボウシの鳴き方は、 よく聴いてみると、3つくらいの楽章がある。

序章・・・ジィ~、ジィ~、ジィ~~~…

第一楽章・・・ツクツクボ~ウシ、ツクツクボ~ウシ、ツクツクボ~ウシ

第二楽章・・・モォイ~ヨ~、モォイ~ヨ~、モォイ~ヨ~(私にはそう聴こえる)

最終楽章・・・ジィ~……

このように、楽章がある鳴き方をするセミは、まれだという。

ツクツクボウシの鳴き方に、なぜ楽章があるのかは、わからないという。

ただ、第一楽章のときに、近くにいる他のツクツクボウシのオスから、「ジィ~」という合いの手が入るのだという。

それは、いくつかの説があって。

・ライバルの邪魔をしている

・自分が鳴いていたのだとメスに思わせるため

・協力してメスを呼び寄せるため

などなど。

ツクツクボウシ。奥が深いセミです。

ちなみにセミは「カメムシ目」だという。

ということは、セミはでっかいカメムシ?目からうろこの事実でした。

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