種取り用に育てていたナスが、やっと黄色っぽく熟しました。
品種は、野口のタネ、オンラインショップで購入した真黒(しんくろ)ナスという在来種です。
『とっておきの野菜づくり』の本には、野菜の育て方と、種取りのやり方まで写真つきで載っています。
これを参考にして、ナスの種取りをしてみました。
ナスの種取り方法
ナスの種取りをするには、まずナスを収穫せずに、黄色くなるまで熟成させます。
黄色っぽくなると、触っただけで取れるくらいになるらしいですが、私の場合はしっかり硬いままでしたので、ハサミで収穫しました。
写真でご紹介。
ナスのヘタを取った切り口に、十文字の切り込みを入れ、側面にも薄く切り込みを入れます。
あまり深く切り込みを入れてしまうと、種が切れてしまうおそれがあるので、あくまでも薄く。
割ってみると、綿のような中身の中に種がいっぱいできています。
綿の表面だけでなく、裏側にも種が詰まっています。
トマトは、ゼリー状のものと種を、発酵させることで分離させて取りましたが、
ナスは、綿の中から直に種を取らないといけません。
この工程は、トマトより大変かも。
さらに、ナスにはアクがあるので、種取りしている間に、透明だった水が茶色になってしまいました。
アクのせいで、皮膚の弱い私の指は、かゆくなりました。
種は小さいので、水から種を取り出すために、目の細いザルが必要です。
水面に浮いた種は、水と一緒に捨ててよし。
水の底に沈んだ種を種取り用にします。
水に沈んだ種を、指の腹で洗って、汚れなどを取り、種をザルの上に乗せたキッチンフェルトペーパーの上に広げて、乾燥させました。
フェルトペーパーが濡れてしまったので、新しいのに取りかえて、少しの間日光に当てて乾燥させました。
今日は9月なのに8月並みの猛暑日で。太陽光がギラギラ。
そのため、少しの間、日光に当てて水気をとりました。
10分も立てば、すでに種は乾燥していたので、その後は日陰で追加乾燥させました。
乾燥した種は、サラサラです。
ここのところ、遠くにいる台風の影響で、9月なのに熱帯夜の日が続いています。
せっかく乾燥させたのに、無駄に湿気を吸ってほしくなかったので、その日のうちに茶封筒に入れて、種保存のジップロックに入れて冷蔵保存しました。
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