
春。背丈の低いチューリップが咲きました。ハナニラと変わらぬ背丈。かわいい。
さて。自分の中にも、「子供」が存在します。
自分の中の「子供」を、愛することの大切さ。
自分の中の「子供」に、気づいてあげることの大切さ。
ホ・オポノポノを通して、自分の「子供」に気づいたお話です。
ウニヒピリとの出会い
ホ・オポノポノという、不思議なメソッドに出合ったのは、2015年のことでした。
『ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」』という本を読んだとき。生まれてはじめて、丹田の辺りで、私のインナーチャイルドが、喜んで小躍りしました。
これは真実の本なのだと思いました。
ホ・オポノポノでは、インナーチャイルド・潜在意識のことを「ウニヒピリ」と言います。
ウニヒピリは子供のような存在で、常に愛され、導きを必要としています。
未熟な存在で、「ローセルフ」とも呼ばれます。
記憶庫
ウニヒピリは、はるか昔の記憶が詰め込まれた記憶庫にアクセスします。
ウニヒピリは、記憶庫から記憶を呼び起こし。顕在意識の「私」に見せてくれます。
「私」が味わう感情、感覚、想いなどは、すべてウニヒピリが見せてくれる、はるか昔からクリーニングされずに残っている「記憶」です。
私たち顕在意識は、ウニヒピリが見せてくれる「記憶」の中に生きています。
「私」とは、もともと「無」「空」。「判断」のない存在。
でも私たちは記憶を「自分」と思い込んでいるので、「無」「空」の状態に戻ることができません。
ウニヒピリによって再生し続ける「記憶」にしがみついたまま、一生を終えるのです。
宇宙に残され貯めこまれている「記憶」
私は今現在、「ホ・オポノポノでいう「記憶」は、宇宙のブラックホール辺りに貯めこまれてしまっている」と思っています。
私たちは、死ぬと光に戻ります。光は「神聖なる存在」「宇宙の源」。記憶から解放されます。
そしたら記憶はどこにいくのか。
宇宙のブラックホールの辺りに、溜まっているのではないか、と。
この世に生まれてくると、その場所から記憶を引っ張り出してきて、記憶の再生をはじめます。
無知な私たちは、記憶をクリーニングしないので、記憶は消去されずに残ったまま。
するとまた転生した者が、同じ記憶の再生の中で生きるのかと。
それは、私の思考が生み出した「記憶」なのかもしれないけど。
とりあえず。溜まっている記憶はクリーニングしてリセットしていかないと。私たちが転生した意味がありません。
記憶の再生は、例えていうなら「コンピューターのプログラムがエラーを起こしている」ような状態なのだそうです。
ウニヒピリは怒ってた
はじめて、ウニヒピリの存在に触れた時期。私のウニヒピリは、鬼の形相になって、私に反発しました。
私はそれほど、自分自身をいじめ続けてきたのです。
ウニヒピリへの「無視」「記憶の連続再生」「無理させまくる」「自己卑下」etc.
ウニヒピリは、私に対して、そうとう怒っていました。
速足なのは、現代人だから?
私、ウニヒピリを無視し続けてたんだな、と気づいたのが、歩いているとき。
私はいつも、速足でした。
周りの景色を優雅に見ながら、ゆっくり歩くことが、できなくなっていました。他人の目が気になってしまうのです。ぼーっと歩いていると、変な人に思われやしないかと。
・・・変な考えでしょ。でも、そんなことを考えて足が緩められないくらい、私は記憶の再生の中にどっぷり浸って生きていました。
私は、自分は現代人らしく速足で歩いていると、勝手に決めつけていましたが。
ただ単に、「心に余裕がなかった」だけ。記憶の再生を止められなかっただけ。
そんなことに気づいて、まずは、ゆっくり歩く練習からスタートしました。
近所の公園沿いの道を、ウニヒピリと一緒に、歩いてみよう。
そこからのスタートでした。
これを自然にできるようになったら、心もどれだけ楽だろうかと思いながら。
がんばりすぎな「私」顕在意識
記憶の再生に歯止めが利かなくなって。頭の中はグルグル。
感情や状況に、いっぱいいっぱいになって、ウニヒピリを置いてけぼり、または踏みつけにして、または引きずって生きている顕在意識。
まずは、私の中に、小さな子供がいるんだよ、ということに気づいてみる。そこから。
ホ・オポノポノのクリーニングの言葉
ホ・オポノポノで、クリーニングをはじめるときの言葉。
「ごめんなさい」「ゆるしてください」「愛しています」「ありがとうございます」
「愛しています」だけでもクリーニングできるそうです。
「愛しています」は、何に対して言う?
ウニヒピリ。または「記憶」に対して。
「記憶を見せてくれてありがとう」
「ずっと、こんな記憶を背負わせ続けてしまって、ごめんね、許してね」
「あなたは、とても大切だよ。愛しています」
「私」は、ウニヒピリと共に生きている
「私」という一体の人間は、顕在意識の「私」だけで生きてはいない。
むしろ顕在意識の「私」は、この体に宿った「思考」「頭」「ミドルセルフ」。
この体は、潜在意識、ローセルフのウニヒピリが司どっています。
ホ・オポノポノでは、顕在意識のことを「ウハネ」と言います。
ウハネとウニヒピリ。二つの存在がつながることで、調和が生まれます。
そして、ウハネがすべきことは「記憶のクリーニング」。
クリーニングは、ウハネが「意図」することではじまります。
記憶の再生に気づき、クリーニングをすること。
舵取りが上手にできるように。日々、クリーニングを実践します。
POI
ホ・オポノポノ↓
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