土用期間前半に起きたこと
土用期間には、土いじりはしないようにしよう、と決めてみたけれど。
土用期間がはじまって、人間が来なくなったのをいいことに、虫たちが大盤振る舞いしていました。
バッタ・コガネムシを筆頭に。葉っぱが食べられ放題。
青シソも、土用前は全くといっていいほど、きれいな葉っぱだったのに。
土用に入って数日経ったら、このとおり↓
あるエリアのアフリカンマリーゴールドなんて、すべての株の葉っぱが見事に虫に食われつくされていました。
残っているのは、黒いうんちばかりの状態に唖然としました。
今年も過酷すぎる酷暑
今年も35℃以上~38℃、40℃の「酷暑」の夏です。
畑の土はカラカラですし、太陽の光強すぎて。自然栽培の野菜たちも命を落とす者が出てきました。
- トマト、ナスの葉が焼けてしまい、実も未熟な状態のまま枯れてしまいました。
- 落花生の葉でさえ、この過酷な砂漠のような暑さの中、葉っぱが黄緑色になっている子がいます。
- 青シソの穂ができていないのに、虫に食べられる被害を受けています。
- 予想外に、暑さにも旺盛に育つアフリカンマリーゴールドが、虫の被害に遭いました。
予定変更、土に触らずに草を抜きました
風が吹き、熱風が部屋の中に流れ込む、比較的曇り空のサウナのような日。
太陽が隠れていて、風が吹いているだけでも、外にいた方が体調に良さそうな午後三時半ごろ。
20分くらい、畑の中を散策がてら、気になるところを手入れしました。
いかにも土に触る行為は避けて、行ったこと↓
- ヤブガラシの撤去(土は掘らずに、表面に出ている葉と茎だけ)
- 落花生の中に生えているネコジャラシの撤去
- 虫食いに遭ったシソの剪定と、込み合った部分の撤去
- よくわからない葉っぱが生えて来ていたので、それをついでに引っこ抜きました
- 初、オクラの様子を見たら、オクラができていたので収穫
- 枯れたトマトの株から、赤くなっている実を収穫
- 収穫終わったトウモロコシの葉っぱを一部むしり取った
有機栽培の教室で勉強していたころ、トマトやナスなど夏野菜は、秋野菜の準備のために8月には撤去していました。
8月上旬には暦の上でも「立秋」があるので、もしかするとトマトなどは、もう終わりだと土公神様がお決めになったのでしょうか。
トマトやナスは、もっと早くに収穫できるように育てればいいのでしょうが。
2,3月に育苗をはじめても、寒いとうまく育たないのですよね。
やっと成長して実までついたのに、土用期間のカンカン照りで枯れてしまうとは。予想だにしませんでした。
シソの葉も、土用前と土用期間前半が収穫最盛期かもしれません。
土用期間でも元気な植物は
土用期間でも、虫にも食われず、きれいな状態でいる植物・野菜は「サツマイモ、コスモス」。
どちらも秋にかかる子たち。
土用期間に入って元気になった植物は
春の土用では、ナガミヒナゲシが元気に咲きはじめましたが。
夏の土用期間に入って姿が目立ち始めたのが「スベリヒユ、オクラ」。
スベリヒユはグランドカバーになり、土と植物の根を夏の太陽から守ってくれます。スイカの近くに生えてきて、スイカのグランドカバーになってくれる子なのだそう。
今年は、オクラがなんとか、この暑いなかでも成長を進めていますが。
ウリハムシ被害で生育がうまくいかなかったキュウリ、マクワウリは、いまだ実も付かずの状態です。
ウリ科なので、雨が降らないのも彼らには堪えるところ。
土用期間は後半に突入
もうすぐ8月です。土用期間はもう少し続きます。
土用期間が終わり、自然の景色が「秋使用」になったとき。
こんどはどんな変化が、自然菜園に訪れるでしょうか。
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