日本製のリカちゃん人形を買ってみた

先日、長年に渡り本棚に置き去りにされているクマのぬいぐるみを、リニューアルしました。もじゃもじゃの毛を短くカットして。日に焼けて色が抜けた胸掛け(?)と頭のリボンを取って、代わりに、100均でリボンを買って、服を作って着せてみました。

これくらい、おめかししていれば、置物にしておいても大丈夫だろう、と。

お手軽なのは、クマの頭のピンクのふわふわなんて、セリアで100円で買った、子供用の髪ゴムをはめただけですよ。

リボンは、手芸コーナーにあったフリルリボンなど、リボンで作りました。ミシンは使わず、気軽(適当)に手縫い。

クマの服作りが終わったら、作るものがなくなってしまった。

もっと作りたいと思って。今さらながら、年甲斐もなく、着せ替え人形でも買ってみようかと思いつきました。

現代の着せ替え人形は、なんか趣味が合わなくて。たどり着いたのが、日本の着せ替え人形の王道、リカちゃん。

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日本製のリカちゃん

はじめは、Amazonなどで安いリカちゃん人形を手軽に買ってみようかと思っていたけれど。

調べてみると、驚きの事実が判明。

現在、おもちゃ屋さんで売られているのは、タカラトミーの中国製のリカちゃんなのだそうで。

その他にもう一つ、リカちゃんの製造元があるという。それが福島の工場を拠点にしている、リトルファクトリーという株式会社。

そして中国製と日本製では、リカちゃんの出来が違うらしい。

中国製のリカちゃんは、顔やボディが固いのだという。

対してリトルファクトリーのリカちゃんは、顔が柔らかく、ボディも柔らかみがある。

人間が手作業で目や髪を作っているので、一体一体が微妙に違う雰囲気になるのだそう。

それを知ったら、ぜひ日本製のリカちゃんを手にしてみたいと思ってしまいました。

でもリカちゃんキャッスルのオンラインショップにある商品は、すべてが売り切れていて。人形を購入するには、オンラインショップでスピードよく発売当日に買うか、神奈川と東京日本橋にある支店に行くか、全国で定期的に行われているイベントに行くかの、どれかになります。

たまたま近場の大宮エリアで、LCイベントというものが開催されたので、サウナのような暑さの中、北大宮駅に行ってきました。

LCイベント

事前にインターネットで調べてみると、りかちゃんのイベントには人がたくさん来るという。一応早めに行ってみたけれど、私は事前予約もなにもしていなかったので、結局、室内に入れたのは後の方でした。

お客さんが多いテーブルは、リカちゃんやジェニーちゃんのフレンドの人形で。値段も5千円以上する。

幸いに、それらのテーブルの人形で魅かれる人形はなかった。

服の値段も見てみたら、なんと4千円台。思わず目を疑ってしまった。

私はリカちゃんをできるだけリーズナブルに手に入れたかったので、「お人形教室」という、人形本体と服と小物がセットになった商品を手にすることができました。運よく、お人形教室にはあまり人がいなかったので、ビニールに包まれたリカちゃんたちを、眺める余裕がありました。

リカちゃんは、髪色、黒目端の色、頬紅やリップの色がそれぞれ違っていて。確かに微妙に目の形などの表情が違います。もうすでに、美術鑑賞モードになっていました。

私が手にしたのは。

オフホワイトの髪色に、左斜め分け前髪。唇の色はピンク色の。

やさしげな目をしたこの子。

ビニール越しでも、顔がふわりと柔らかいのがわかります。

常連のお客さんたちは、配られたビニール袋の中に、複数体の人形を入れていました。コレクションなのか。人にあげるのか。転売か。メルカリで売られている日本製のリカちゃんの値段を見ると、新品・未開封の状態で、2千円くらいか、高く値段設定されていました。

家にて、服を着せてみました。

リカちゃんの視線は、斜めを向いているそうです。正視しないことで、やさしさを表現しているのだとか。

お人形教室のスタンダードリカちゃんの髪は、ひざ丈ぐらい長く、しかも切りそろえられていない。

美容師だったら髪をカスタムでカットできるけれど。私は今のところ、放置しておきます。

とりあえず服を作るのが目的なので。マイペースに、服や小物など、作って楽しんでみようと思います。

もしこの活動が長じたら…リカ活にあるような、稼働ボディにして写真撮影なども、するようになるのかどうか。

それから。リカちゃんを買ってみた理由はもう一つ。

小さな頃に、あまりリカちゃんをリスペクトしていなくて、ジェニーちゃんばかり遊んでいて。もう一度、お人形を大切に扱ってみたいという、再挑戦も兼ねています。

今は遊びはしないけれど。日本製の手作りということもあって。着せ替え人形というよりも、民芸品のような、ひとつの作品を手に入れたかんじです。

イベントに来ていた人たちも、ほぼ30代~50代くらい。男性もちらほら。みんな、リカちゃん人形最盛期に子供だった人たち。転売目的でない人は、子供の頃に出来なかった経験を、今しているのかな、なんて思ったりしました。

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