土用期間は、土に触ってはいけないという言い伝えがあります。
土を動かすこと、土を掘ること、新しい事を始めるなどをしてはいけないとされています。
土用とは
それというのも、土用期間は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前、およそ2週間くらいの期間に設けられていて、ちょうど季節の変わり目の、気候が安定しない時期にあたります。
東洋思想では、春「木」、夏「火」、秋「金」、冬「水」と考えていて、その間の調整期間を「土」としました。
また土用の「土」は五黄土星であり、五黄土星の象意は「腐る、破壊」などの意味があるので、その五黄土星の意味する事象を招かないためにも、この時期、土に触れることは避けるとしたようです。
農業は土いじりが仕事ですが。季節の変わり目のこの時期は、気候が安定しないこともあり、一旦農作業を中断し、お祭り期間にした地域も多いといいます。
また地球の大地から生まれた生物である人間も、季節の変わり目のエネルギーに左右されます。
エネルギーの安定していないこの時期は、感情も左右されやすく、冷静な判断がとれなくなる時期とも言われています。
そのため、土用期間中に大きな物事や大きな買い物をするのは避けるべしと、されているようです。
そこに五黄土星の象意が重なり、後々になって壊れたり、行動したことで上手くいかなかったりということになりやすいのだそうです。
土用期間に電気機器を買うのは避けた方がよい
また、土用期間に電気機器を購入するのもやめた方がよいのだそう。
土用期間に買った電気機器は、なぜか壊れやすかったり、不具合が生じたりするそうです。
どちらにしろ、土用期間の2週間くらいは、人間は「おとなしくしている」ことがよいのかもしれません。
土用にすると良いこと
逆に、土用期間にすると良いこともあります。
断捨離、片付け、掃除などです。
土用は、新しい季節が始まる前の期間なので、新しい季節に向けて、古くなったものや不要になったもの、汚れた場所やごちゃごちゃになっている場所を片付け、整理し、整える期間であるのです。
外に出て、大地をいじるなどの大きな活動はできないけれど、自分の身の周りをきれいにすることを心がける時期として向き合うのが良いと感じました。
プランター作業は?
大地を触ることは避けるけれど。
今年は、プランターやセルトレイ育苗など、大地から離れている土いじりは、することにしました。
なにしろ春の土用期間は、過ごしやすい気候で外の活動をしたくなる時期。
今を逃したら、暑くなってしまうではないかと。
防災用品を整理してみた
押し入れに入れていた防災用品が、ごちゃごちゃしていたので整理しました。
ついでに、奥の方に収納されていた扇風機を取り出すことができました。
埃をとったり、不要なものを捨てたりすることができました。
賞味期限の確認も、定期的にすることができます。
小さな大掃除を土用期間にするのは、なかなかよい。
今後も土用期間について、独自に研究していこうと思います。
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