水に、いろんな言葉を見せてみたら
水に、「ありがとう」「ばかやろう」という言葉を見せたら。
「ありがとう」を見せた水は、きれいな結晶になり、「ばかやろう」を見せた水は、壊れた形になりました。
著者の江本勝さんが、水に言葉を見せて、どんな結晶になったかの結果がつづられている本。
宇宙の真理とつながる内容
この本は、ただの実験結果じゃありません。
江本さんの考えや、哲学も含まれている。本がまるごと「きれいな結晶」。
素粒子の事なども、書いてあった気がする。「意識を向けると物体になる」と。
仏陀の悟りの内容にも、触れていた気がする。
「引き寄せの法則」や、4つの言葉で記憶をクリーニングするホ・オポノポノとも通じる概念。
この本は、世界中で読まれていると知りました。引き寄せや、言葉で行うクリーニングメソッドなどは、この本をヒントに出来上がったのでは?と思えるくらいに。著者は「クリエイティブな発案者」のような人だと思いました。
「言葉や想い」「意識」の大切さ
たとえば、コップの中の水をのぞき込むと、水も私のことを見ているのだそう。
私のことを見た水が、それをもとに結晶化する。
私が無意識にも、暗い表情や思考だったら。水は、それを反映した結晶になる。
私が「きれいだね」って意識したり笑顔だったら。水も、それを反映して、きれいな結晶になる。
どんな結晶の水を飲むと、からだは癒され、きれいになるだろう。
人のからだは、水分がないと成り立たない。その水分が、どんな結晶をしているか。細胞にも影響すること。
水は変幻自在。だから「いま」から、意識を変えていくことの大切さ。
フラワーエッセンスも、そういう水の性質を使った、波動水のようなものなのでしょう。
この世界にあるものは、波動でできている
仏陀は言った。
「この世にあるものはすべて、幻である」「見えないものこそが真実だ」と。
この考えも、現代科学で証明されてきているという。「素粒子」「クォンタム」というもので。
人の体は、一塊の物体ではなく、小さな素粒子の集合体。
小さな原子や素粒子は振動していて、それは「ヴァイブレーション・波動」とも呼ばれている。
「類は友を呼ぶ」とは、「同じようなヴァイブレーション、波動が引き寄せ合っている」ということ。暗い気持ちだと、暗くなる出来事が起きて。いい気分だと、いい出来事が起きる。
粒子は、人間が意識を向けることで形になる。
私たちがすべきこと。それは、「すでに作られてしまった目の前の現実」に意識を向け右往左往するのではなく。「今、ここ」から、意識を良い方向に向けること。
世界を創るのは、意識だから。
自分の意識、想いに無頓着、無意識にならず、責任を持つ。自ら蒔いた種は、自ら刈り取ることになる。他者を傷つける行為は、己自身を傷つけている。
そんなあれこれに、この本を読んで納得しました。シンプルな内容かと思ったら、私にとってすごい本でした。
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