深植えし過ぎた里芋を植えなおした

昨日、里芋の種イモを植えつけましたが、深く埋め過ぎました。

20センチ以上下の方に埋めてしまいました。

まさか、里芋の種イモを深く埋め過ぎると、最悪腐ってしまうなんて。グーグル検索して、その事実を知ったのは、その日の夜。

翌朝、埋めた里芋と生姜を掘りだして、覆土を10センチほどにして、埋めなおしました。

里芋の発芽温度

里芋の発芽適温は、15度~30度くらい。

だから関東地方では、4月下旬から5月上旬ごろ、里芋が発芽する温度になった頃に、地植えするのですね。

里芋は、発芽してから地表に出てくるのに、一か月くらいかかるそうです。

里芋も植物なので。いくら半日陰が好きだからって、光合成は必要だし。暖かくならなければ成長しません。

私は以前の畑で、半日陰の場所で里芋だけは難なく立派に育っていたので。里芋に関して、何の心配もありませんでした。半日陰に埋めとけばいい。あとは勝手に育つだろうと。

たしかに里芋は、半日陰の、土が潤った場所に埋めておけば、大きく育つと思います。

だけど、それは葉っぱが地上に出ている状態でのこと。

地上から20センチ以上深い、冷たい場所に長時間埋められていたら、発芽もできず。発芽できたとしても、冷たく重たい土を、長い時間かけて、地面に向かって伸びていかなければならず。途中で力尽きてしまうのも納得です。

グーグル検索して得た情報では、20センチ以上深植えした里芋は、イモが長くなることが多いそうです。そして発育できずに腐ってしまうことも、よくあるようです。

マルチを使うなら

里芋畝を黒マルチで覆い、地表に芽が出てくるまでそのままの状態なら。

黒マルチが太陽光を集め、土の中を暖かく保ってくれるので。20センチくらいの深植えでも大丈夫なようです。

発芽させてから植えつける

里芋の育成を効率よく行うため、暖かい環境で里芋の芽出しをしてから、5月に植えつけする人もいるようですね。

どの方法にせよ、大切なのは「温度」なのですね。

里芋の種イモを掘り出した

翌朝、さっそく里芋と生姜の種イモを、掘り出しました。

一つだけ、里芋の芽の先を、鍬(くわ)でかいてしまいました。深くは傷つけていないのですが。再び発芽してほしいです。

「深く埋めておけば、土寄せをたくさんしなくて済むだろう。」「地表は平たんな方がいいな。」という勝手な理由で・・・。

埋められる際に、里芋の種イモが「もっと上に置いてほしい」と言ってるのも無視して・・・。

深く埋めてしまった。自業自得です。

やわらかな場所を、トイレする猫みたいに両手で掘って、里芋と生姜の発掘です。いくら掘っても出てこないと思ったら、場所が少しずれていたり。小ぶりな里芋の種イモが、化石レベルの扱いをされて埋められていたことに、我ながら驚き。

里芋だけでなく生姜まで、わりと深めに埋まっていました。危ない危ない。

生姜の種イモ
生姜の種イモ

上の画像の生姜の種イモは、少しスマートで小ぶりでした。浅めに埋めなおしました。危ない危ない。

生姜の覆土も、10センチくらいだそうです。

深さは、少しばかり上方に移動。そこから気をつけて、覆土を10センチほどにしました。

そのままだと盆地になってしまい、雨の日に水が溜まりそうだったので。全体的に少し整備。

後で行う土寄せ分の土を、脇に寄せておきました。

定規替わりと畝づくりにとても便利な自作木板

サイズを書いた木板

有機栽培の講座で使っていた、定規替わりの木板。

株間の長さを計る以外にも、畝作りの整備に、畝側面の面取りや、土の表面を均一にするなど、とても役立ちます。

ホームセンターで木板を買って。油性マジックでサイズをつければ出来上がりです。

私の作った木板定規は、全幅60センチです。

任務完了

お日さまが当たった地面は、やはり温かいです。

今週は少し気温が下がるようですが。下がっても15度くらい。

家の中で、新聞紙に包まれているよりも。太陽光の暖かさに触れた方が、発芽はきっと早いでしょう。

今年は里芋の植えつけ方を、あらためて確認する、良い機会になりました。

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