うちのニンジン、収穫時期がきました。
2月にやっと、それなりに大きくなりました。
といっても、店頭に並んでいるニンジンよりも小ぶりです。
ニンジンの種取り用母本
形の良いものは、種取り用母本として、再び土に埋めます。
上の画像のニンジンは、はじめて母本に選んだものなので、少し形が変ですが。
緑の茎と葉を、生長点より上でカットして。
カットした茎の切り口が、土の表面に少し出るくらいで、再び土に埋めて。
その上から霜よけに、刈った草を被せて草マルチ。
そうすると、暖かくなってくると新芽が出てきて。初夏に花が咲き始め、梅雨時にニンジンの種取りができるのです。
お勉強に行った自然栽培農家さんのところでは、ニンジンの母本を土に埋めなおす作業は、前年の11月頃に行ったのですが。
うちのニンジンは、年を越さないと、それなりに大きくならないので。一番寒い2月に埋めなおすことに。
それがいいのか悪いのかは、わかりませんけど。
すくなくとも、今年も暖冬で、2月なのに3月4月の気温の日が多いので、大丈夫な気がします。
ニンジン専用畝を作ってみる
無肥料無農薬の自然栽培でニンジンを育てる時は、毎年おなじ畝を使うとよいそうです。
ニンジン、大根、サツマイモは、毎年おなじ畝で育てると、年々、肌がきれいな個体に育っていくらしい。
連作障害が気になるところですが。
無駄な化学物質を入れないから、連作障害の心配はないのでしょうかね。
ただニンジンは、丸く小さなコブが発生する「ネコブセンチュウ」の被害に遭いやすいので、それを防ぐためにも、収穫後や種まき前の空いている時期に、タマネギを育てたりして、土の殺菌消毒とリセットをしています。
やはり、一種目だけの野菜を育て続けると、バランスが崩れると思うので。雑草や、シュンギク、タマネギ、マメ科の植物など、雑多なものが生えている環境を作るのが、手っ取り早い病気予防になるのではと思っています。
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