2025年、ミミズコンポストの現状

久しぶりにサイトの閲覧数に目を向けてみたら、ほぼ放置しているサイトで、方針も曖昧なままなのにも関わらず、3桁の閲覧数に達している記事もいくつかありました。(2桁がいい所だと思っていたから)。独自ドメインのサイトの力は、持続性だと実感しました。

閲覧数が多かったのが、ミミズコンポストの記事だったのですが。

投稿した当初は、写真の見た目からもわかるように熱意をもって向き合っていたけれど、去年の春に2回目のシマミミズ投入をしたあと、同年の秋には、ミミズコンポストの中はすでに、もぬけの殻のような状態になっていました。

生ごみを入れても、食べてくれる虫たちの気配がない。

ミミズがいないなら、他の虫が食べてくれてもいいのに。生ごみは、手つかずのまま乾燥し、姿を残したまま冬に突入。

ミミズたちは、逃走したのか。

シマミミズたちの所在が判明したのは、翌年の初春の頃でした。

ミミズコンポストは、畑と地続きになった場所に置いてあるのですが。どうやらシマミミズたちは、早々にミミズ御殿から脱走して、地続きの畑に新たな住処を作っていたのです。

我孫子の自然農法で教わった、畝を高くする=畝間を深くする、という方法を実践しているのですが、畝間が深いために、そこに刈った草や、収穫した野菜から出た残渣などを放っぽってゆき。それらを虫や微生物が分解してゆくことで、栄養のある肥えた土が出来上がるという、「深く掘って、捨てるだけ。捨てたものは目立たず畑も整理される」という、えらく簡単な方法を思いついたわけですが。

この、刈草や残渣が積もった畝間は、思いのほか微生物たちには良い環境であるらしく。

初春に、新たに畝間の整備をしようと鍬を入れて掘り起こしてみたところ、たくさんのシマミミズたちの姿がありました。

積もった刈草と残渣のおかげで、環境は、程よく湿気を含み、暖かく、食べ物も豊富で、虫や微生物たちが共存できて。ミミズたちは、自分たちの意思で、本当のミミズ御殿を手に入れたわけです。

視点を変えてみれば、畝間に住んでいるシマミミズたちを捕獲して、ミミズコンポストの中に入れることも可能ですが。

明らかに、ミミズコンポストの中よりも、天然の、畝間環境の方が住み心地は良いし、ミミズたちにとって、心身ともに良い環境だと思うので。わざわざ人口の残渣置き場に連れて行くことは、はばかります。

ミミズコンポストは、見た目的には、なかなかよく出来ていると思います。

無駄な肥料などが入っていない純粋なココヤシピートを使用するという、こだわりをもって作りましたが。

ミミズたちは、こぞってそこから抜け出して、近くの、肥料入りのココヤシピート園芸の土入りプランターに、引っ越した経歴もあります。今もそこで暮らしているミミズたちも、もちろんいるでしょう。

私が作ったミミズコンポストのデメリットは、保湿が保たれていない、ことかもしれません。いつもココヤシピートが乾燥している状態でした。

それから、途中でミミズコンポストのことをすっかり忘れて、生ごみを入れないで放置することも多々ありました。

もっと手をかけてやれば、もう少しは、ミミズコンポストは活気があったのでしょうか。

とりあえず、様子を見て。

ミミズコンポストの整備も、マイペースに調えながら。

その時がきたら、また、シマミミズを捕獲して、ミミズコンポストに入れてみようと思っています。

今のところは、畝間の生活を楽しんでもらい、子孫もたくさん産んで、自然の力でシマミミズが増えてくれたらいいなと思います。

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ミミズコンポスト
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