
隣家の騒ぎ声の防音対策
隣の家の、深夜まで続く騒ぎ声用に、防音対策用のヘッドホンや耳栓をもっています。
けれど、ヘッドホンも耳栓も、耳や頭を圧迫し、寝返りが打てないので、それを装着している時は拷問を受けている状態でした。
10年少しかけて、隣の家の人間の状況も変わり(年齢や結婚で家を出るなど)、新築後9年くらいに及ぶ、たびたびの(特に春の4月後半から6月後半の時期)、騒音も、すこし抑えられてきましたが。
とにかく、身が攻撃されるような爆音(人の声)を一発でも耳にすると、心臓の鼓動が激しく打ち、自律神経がいっきに乱れる状態になるという、かなりのトラウマなのです。
隣家の住人はガテン系の大工さんらしく、子供がたくさんいるのですが、うるさいのは小さな子供ではなく、大きな子供と大人たち。銃のような爆発音を出す喋り方をする、まるで戦地にいる一般市民の状況を強いられます。
隣家の人間が出す声が不快。
今年に入って、長年使用していたboseのヘッドホンが壊れ、耳栓も、使わないでいると固くなることが発覚しました。
ループクワイエット耳栓
久しぶりに、Amazonで耳栓を見つけてみたら、数年のうちに、新しいタイプの耳栓が売られていました。
耳穴を塞いで音を遮断するタイプの耳栓ではなく、輪っかを耳穴の外側に設置することで、骨などに伝わる音の振動をなくして、結果、音を軽減させるというものか?
値段が結構するけれど、boseなどのノイズリダクションイヤホンよりは格段に安い。
ということで、何度も耳栓に失望させられてきたトラウマがあるなか、一縷の望みにかけて、新種のそれを購入してみました。
ちなみに、私が買ったのは、どうやらループクワイエットの旧型?
今は「ループクワイエット2」が売り出されているようです。
まず、耳栓とは形が異なるので、耳への付け方がわかりませんでしたが、どうやら、貝のナガラミみたいに、輪っかの部分をくるりと回しながら、耳穴にぴったり設置する位置を見つけるかんじ。
輪っかは耳穴の外側の皮膚(骨)に設置されないと、遮音効果がありません。


ループクワイエット耳栓の効果
久々に、隣家の人間が深夜まで騒ぎはじめた夜。
あぁ、また今夜も地獄の中で耐えるという、天からの難行があるのか…ヘッドホン、耳栓、リラクゼーション音楽…なにで対処しよう…。
と思っていた時に、”ループの耳栓使ってみなよ” と、天からのアドバイスが降りてきました。
あそうか、そうしよう。
本格的に試すのは今回はじめて。
ほとんど期待はしていなくて。音の振動が少しでも和らげればいいかと思っていましたが、予想外に遮音効果がありました。
私は寝る時に、布団に横になって、さとう式リンパケアのセルフケアをするのですが、その時に、布団に肘をトントン打ち付ける音が、少し緩和されていました。
そして隣の家は、窓の1つか2つが、3分の1くらい開いている状態の時に、よりはっきりと声が聞こえてくるのですが、ループ耳栓を付けたら、ヘッドホン+耳栓をしている時と同じように、ほぼ音が聞こえなくなりました。
ループ耳栓のレビューなどでは、”音が、カフェのバックミュージックみたいな感じに遠く聞こえる”と言われていたように思いますが、私の場合は、どれだけ騒音の奇声や騒ぎ声がはっきりしていようと、隣の家であることと、窓が全開ではなかったために、ループ耳栓の力を最高に引き出すことができたようです。
また、このループ耳栓のメリットは、ふつうの耳栓のようにぴったり耳穴を塞ぐのとは少しちがうので、耳穴を塞ぎ続けることで起きるかゆみ、痛み、雑菌による炎症などのリスクを軽減させることができるように思います。
けれど耳穴に、耳栓と同じようなパーツを挿入するので、使う前には耳垢を取ったり、使った後は耳栓をエタノールや水などで拭いて、清潔な状態を保つことが大切です。
また、耳穴の外側は輪っかが耳と平行に設置されているので、寝返りをうっても、耳が圧迫されるなどの違和感や危険性が軽減されます。
サイズも、3サイズくらいあり、自分の耳穴に合うサイズを使うことができます。私は一番小さなサイズでフィットしました。
気をつけるべきことは、ループ耳栓自体が小さく繊細な形をしていて、空気のように軽いので、落としやすい、なくしやすい可能性が高い。マカロンのような形のケースも小さく、表面がなめらかなので、落としやすい。
だから、十分気をつけて取り扱うように。
洗練された形の変わった耳栓、ループ耳栓のアウトプットでした。
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