はじめてコロナに感染しました
先日、家族が外から持ち込んだ新型コロナウイルスに感染しました。
家族そろって、はじめてのコロナ感染でした。
喉が痛くなり、39度前後の高熱が出て、家族そろって病人に。
ガンの薬と甲状腺の薬を飲んでいる父が、39度の熱が出たことで、行きつけの病院に行ったところ、陽性だとわかり、解熱剤をもらってきました。
新型コロナウイルスは、質の悪い風邪?
2020年前後とは状況がちがい、今ではコロナウイルスの病原性は低く、肺炎になる人はほとんどいなくなり、ほぼ風邪と同じような症状しか出せないように変化している、ということですが。
体験してみたところ、普通の風邪ではなく、インフルエンザのようでもなく、「悪い雑菌類と手を組んだ質の悪い風邪」というかんじです。
感染すると色々な症状が出るそうですが、あとからあとから、違う症状を出してくるという。性格悪すぎ、質が悪い、引き際を理解していない、何様だ、というかんじ。
こういう「空気が読めない」ウイルスが、自然発生的に生まれてきたのだろうか。
人工ウイルスなのではないか…という疑念が再燃してきて、頭にきました。
『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』(大森一慧著)
本棚に置いてあった『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』(大森一慧著)
この本は、食養医学家の大森英櫻氏の無双原理をベースに、妻の一慧さんが、自然治癒力を高める陰陽料理を紹介しています。
そして、その多くが、日本人が古くから生活の中に取り入れてきた、自然の食材を使った民間療法です。
今では、からだの不調が起きると、なんでもかんでも「病院に行く」一択の思考しかできなくなっている日本人が多いですが。
昔の日本人は、季節に収穫できる食材や、保存食などを使って、様々なからだの不調、症状を自然治癒させていたのです。
この本の中には、日常生活で起きる、ほぼすべての「からだの不調の治し方」が出ています。
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私は、少しでも手を酷使すると、すぐに手荒れを起こしてしまい、ひどい汗疱(かんぽう)を発症するのですが。これには、この本の自然治癒療法は効きませんでした。
だからといって皮膚科に行くことはせず、食物を使った民間療法にも頼れず、完全な自然放置で1,2年かけて自然治癒させました。
高熱に第一大根湯
大根の、真ん中から下の部分を「第一大根」と言うそうで。
第一大根は、解熱・発汗の作用があるそうです。
さっそく、高熱時の解熱・発汗をうながす「第一大根湯」を作って、みんなに(自分も)飲ませてみました。
材料
- 第一大根部分を使った大根おろし…大さじ山盛り3
- しょうがおろし…大根おろしの一割
- しょう油…大さじ1
- 熱い番茶…約400ミリリットル
とのことですが、番茶の代わりに、ただのお湯を使いました。
“あつあつを一気に飲みほし、熱が高い場合は、そのあと40分ほど、頭まで布団をかぶって汗を出す”
というのが良いそうですが。
実際は、私には大根の辛みが胃にこたえ、”一気に飲みほす”ことは無理でした。
しょう油の味付けも、マズい。
みんなおなじだったようで、少ししか飲めませんでした。
でもこれで発汗のサポートになるならと、私は時間をかけて、がんばって飲みました。
結果。私はあまり発汗に対しては、そこまで効果はなかったようだけれど、からだの中が「安堵したかんじ」の体感を感じました。40分、再度寝てみたところ、少しの間、熟睡して意識がありませんでした。
父はちょびっとしか飲まなかったのに、汗びっしょりになり、解熱剤を2回飲んでも39度から一向に熱が下がらなかったのに、一気に36度代まで下がりました。
氷枕や水タオルの代わりに、豆腐パスター
インフルエンザやコロナにかかった時など、38度以上の高熱が出たら、まずは解熱しないといけません。
高熱が続くと、脳がダメージを受けてしまうからです。
だから一般的には、氷枕をしたり、おでこに水で冷やしたタオルを乗せたりするのですが。
氷枕では寒すぎるし、冷やしたタオルはあっという間に熱くなるし。
とくに私は、氷嚢のにおいや、タオルの感触とにおいなどが不快に感じる、とても敏感なタイプです。
『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』に、豆腐パスターという、豆腐で作る湿布の作り方が載っています。これがとても効力を発揮しました。
父の高熱がいっきに下がったのも、豆腐パスターをおでこに乗せたおかげが大きいように思います。
木綿豆腐の代わりにきぬ豆腐、小麦粉の代わりに米粉を使いました。
材料は微妙にちがったけれど、効果は抜群でした。
おでこに乗せたとたん、フローズンのキラキラがあらわれたような冷え冷えで、それが持続する。
すぐに熱くなっても、少し皮膚から持ち上げて、また戻すと、ヒヤッとします。
タオルのような、ごわごわ感がなく、くさい匂いもしないので、身体にも負担がありません。
父に重点的に豆腐パスターを使用したところ、その後、高熱39度は一気に下がり、36度代になりました。
民間療法、すごいです!
豆腐パスターの材料
- 木綿豆腐(きぬ豆腐しかなかったので、きぬ豆腐を使った)
- 小麦粉(米粉が好きなので、米粉を使った)
- 生姜のおろし
頭痛などに干しシイタケ、咳にレンコン
干しシイタケとレンコンも、コロナの症状に効く感じだったので、毎日作って食しました。
数日間、完全な食膳料理っぽくなっていました。
レンコン湯や、おかゆに干しシイタケとレンコンを入れたりしていたせいか、咳がひどくなることはなく、喘息持ちの父も、夜に咳が出ることはありませんでした。
高齢者は高熱でぶっ倒れる人もいる
父と、隣のおじさん(80歳くらい?)が、今回、コロナで高熱を出してぶっ倒れ、意識がもうろうとなってしまいました。
持病があったり年齢が高かったり、身体や免疫力が弱っていたりすると、高熱が出てぶっ倒れるまでいくのですね。
だから、「今やコロナは普通の風邪と一緒」ではないと思います。
今やコロナは、「質の悪い風邪」だと思います。この質の悪い風邪が、人工的に作られたものだったら、かなり怒り心頭です。
発症後半で臭覚がなくなる
発症後半で、いきなり喉にひどい痛みと炎症が起きて、その後、塩うがいで難を逃れました。
が、生まれてはじめて臭覚がなくなりました。
これは、臭いを感じる神経がコロナでやられてしまったのか?とも思いました。なぜなら、新型コロナウイルスは味覚や臭覚の神経にダメージを与えるとかなんとかいう噂があるみたいだから。
でも、それに対しての真理を書いているサイトは、ありませんでした。
最終的に私がしようと思ったのは、独自のリハビリ。
朝、晩に、アロマオイルのミントの匂いを嗅ぐ。
はじめ、ラベンダーのにおいをかいでみたら、まったく無臭でショックを受けました。
ミントは、スーッとする感覚を微かに感じ、同時に甘い香りも、するように思えました。
日々、料理のスチーム(味噌汁)やその他煮物などの煙を吸い込んで、においを感じられるようになってきました。
今、臭覚がなくなってから3,4日経ちますが、少しずつ臭覚が戻って来たようです。
ということは、においの神経がダメージを受けたというより、その周辺が炎症により腫れたり、狭くなったり、痰がからんだりして、においの通り道が塞がれている状態なのかもしれません。
結局、免疫力
結局、免疫力をつけることしか解決策はありません。
でも、自慢じゃないけど、私は免疫力が、そんなに高くないです。すぐに風邪をうつされます。
免疫力をつけるために毎日呼吸法するとか、面倒くさいし身体もついていきません。
だから私がしていることは、「化学調味料を、意識してとらない」というもの。
ですが、お菓子やその他などを食べるので、結局は化学調味料もとっていますが。
でも結局、私たちにできることは、「自然のもの、素のものを取り込み、変なものは取り込まない」こと。そしてそれを日々積み重ねていくことが、いざってときに効果を発揮すると感じました。
免疫力は弱いかもしれないけれど。ひたむきに生きていく。
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