裏磐梯、4月上旬の五色沼

桧原湖(ひばら湖)
裏磐梯ゴールドハウス目黒1の裏にある桧原湖(ひばらこ)

2024年4月11日。

裏磐梯の五色沼探勝路を歩きました。

初、旅行にミラーレスカメラを持って行き、写真を撮りました。

ミラーレスカメラだからといって、撮った写真は、ごく普通の印象。

持って行ったのは、先日購入した10年前のオリンパスのミラーレスカメラ。

レンズは一眼カメラ用のフォーサーズマウントレンズ。マウントアダプター付き。

古くても、あるだけで満足。

使ってみて、気に入ったポイントは、液晶部分が動くこと。

「チルト式」と言うそうで。

液晶部分を動かすだけで、姿勢を変えずに構図を見ることができる。この動く液晶画面を使った撮影が、思いのほか楽しい。

4月上旬の五色沼探勝路

2024年は、雪があまり降らない暖かな冬でした。

そのせいか、普通ならまだ雪が積もっている探勝路には、ほとんど雪がありませんでした。

暖かいと心配になるのが「熊」の出現ですが、今年はこの時点で、ツキノワグマの情報はありませんでした。

探勝路を歩く2日前に、激しく雨が降りましたが、地面のぬかるみも、そこまでひどくなく、長靴なども必要ない状態でした。

この日の天気は、まるで関東のゴールデンウィークのような温かさ。そこに山のすがすがしい風が吹き、それがエアコンの風のように涼しくて、最高の日和でした。

そのせいか、この時期はまだ観光客の姿も少ないそうなのに、思ったよりも探勝路を歩く人がいて。

おかげで熊の恐怖におびえることなく、歩き切ることができました。

熊鈴も2つ付けていたけれど。途中で「うるさいだけ」と判断して、鈴を鳴らさないで歩きました(人がいない所だけ、静かに鳴らした)。

4月上旬、五色沼探勝路の様子

ミラーレスカメラで撮った「シーズン的に中途半端と言われる4月の五色沼探勝路」。

五色沼入口からスタート

初っ端、五色沼入口の写真を撮るのを忘れました。

探勝路に行くまでの小さな林から、写真撮影をスタート。

とりあえず私の写真構図は、「熊がいないことを確認するため」の視点で撮っています。

こんな林を少しの間歩くと、すぐに車道沿いに出ます。

なんだ。クマが怖かったら、はじめから車道沿いを歩くのも手だなと思いながら。

振り返ると、広い駐車場と売店のような建物が。

五色沼探勝路は、この先にあります。

売店みたいな建物の敷地沿いのスロープ(坂)を上って行った先に、五色沼探勝路のスタート地点があります。

ここが一人で行くと、わかりづらいポイントです。

探勝路に続く下り階段などが、他にあると思いきや。まずはスロープを登らないといけないのです。

私は1回目、間違えて、スロープの下を進んでしまいました。行き止まりだったので戻りました。

探勝路と反対方向の景色

探勝路のスタートは、スロープを登った先にあり、右方向に進むのですが、私は間違って左方向に進んでしまいました。

左方向に進むと、下の画像のような景色が広がっています。

このまま進むと、五色沼探勝路からどんどん離れていってしまいます。

間違った方向に進むと、なにがあるかというと。

展望台。写真撮影ポイントがありました。

その先も、行こうと思えば行ける感じでしたが。どこに進むのかわからないし。

私は五色沼探勝路を歩きに来たんだ!時間も制限があるんだ!

と思い、息を切らせながらスタート地点に戻りました。

この日は4月上旬なのに暑くて、喉は乾くし、半袖でもいいくらいでした。

朝っぱらから汗をかき、息も切れ切れになりました。

毘沙門沼

磐梯山が見える毘沙門沼。五色沼の中で一番大きい。

毘沙門沼と面と向かったら、右方面に五色沼探勝路は進みます。

この時間帯になると、バスツアーの団体客などの姿がちらほらあり、独りぼっちの不安から解消されました。

毘沙門沼には、ハートの模様のついた鯉がいるらしい。

毘沙門沼沿いを歩くコースには、小さな岩があるので、少し気をつけて歩きます。

もう1つコースがあるようだけど、そこは通らなかった。

クマに警戒しながら、沼を見に前進する。

赤沼

沼の水に触れた植物が錆色に染まっている赤沼。

みどろ沼

赤沼と似ている、みどろ沼。

奥と手前の水質が異なり、奥は青味がかり澄んでいて、手前は緑色に濁っているのだそう。

手前は赤沼に似ている。

竜沼

これが竜沼?

夏は茂みに覆われて見えないらしい。

弁天沼

2つ目に大きい沼、弁天沼。

倒木が浮いていたり、木道があったり。人と近い距離にある、神秘的で色もきれい。

探勝路沿いの森は、まだ緑色に生い茂ることもなく。

熊鈴を鳴らして歩けば危険回避できそう。

緑の苔むす岩は、まるで「もののけ姫」のこだまが住んでいそうで。

瑠璃沼

小さな渓流は、沼に向かって流れ込んでいくのか。

るり沼という沼が、青沼の向かい側にあるらしいのですが。

実際には、見たのかどうか、定かではありません。

これは…るり沼?

青沼

五色沼の中で、おすすめの沼は何ですか?

とビジターセンターの人に聞いたら、青沼だと。

きっと、いつ見ても青いんだろうなと。

最後の探勝路。

クマの心配はありませんでした。

でも、クマの食料となるフキノトウが咲いていました。

フキノトウ

柳沼側の入口に到達。

柳沼・母沼

後方に物産館が見える柳沼。

沼は反対側にもつながっていて。

それは柳沼ではなく母沼という名前なのだそう。

無事に到着。

クマの出現が怖かったけれど、難なくクリア。

歩いていると心地よく、満足できる探勝路でした。

おわりに

今回、久しぶりに「カメラ」を使って写真を撮りました。

スマートフォンだけに写真撮影を頼っていると、すぐに電池がなくなってしまうけれど。

写真撮影をカメラに任せたおかげで、スマートフォンの電池がなくなる率が減りました。

これからも、写真撮影にカメラを使ってみようと思います。

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