『水は答えを知っている②』は、自然の聖書のような本
②は、2011年に発行された本ですが、今の世界の状況にぴたりと一致した内容です。環境にやさしい選択をすることの大切さが、書いてあります。
大麻についての話
私が特に興味をもったのは、大麻についての話です。
大麻の茎で、紙や布、プラスチックまでが製造できるそうです。とても成長が早いので、紙を、同じ面積から採れた木材で作るより、四倍もの量を生産できるそうです。
アメリカの独立宣言も、大麻製の紙に書かれていました。
大麻の種や茎からは、ディーゼル用の油やメタノール、エタノールなどが採れ、これらは化学物質を放出しないので、環境のためにもなるのです。
また、とても栄養があるので、食用としても有用だそうです。
薬効効果もあり、西洋医学の医薬品の代わりにもなると感じました。
石油産業に存在を消された大麻
大麻が危険視された影には、石油産業の存在があります。
石油産業を世界に広めるには、万能の大麻の存在が邪魔だったのです。
「それは、地上から採ったものですか?それとも、地下から採ったものですか?」
『あるものでまかなう生活』に、そんなかんじのことばがありました。
「地下から採ったもの」とは、化石燃料などのこと。
日本で古来から使われていた大麻
私たち人間は、地上に住んでいます。本来は、地上にあるもので生活は成り立ちます。
そして、まさに、地上から採れる万能アイテムの1つが大麻なのです。
その証拠に、日本古来の神道に大麻は欠かせません。神社のしめ縄も、お払いの時に使う大麻(おおぬさ)も。天照大御神のご神体にも大麻が使われているそうです。大麻が、古来の人間の生活に、どれだけ必要で、大切な存在だったか。
水の結晶のお話だけではなく、自然環境や、見えない世界についても深い考えをお持ちの著者が綴った言葉。「自然の聖書」のような本です。
読んだ本は、片っ端から売りに出す癖がある私ですが。この2冊の本は「水の聖書」として貴重なので。本棚の中に大切に入れてあります。
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