5月上旬に、サツマイモを植えつけてみた

気温の高い5月です。

5月下旬に考えていたサツマイモ苗の植えつけを、5月上旬に早めてみました。

雨の前日の植えつけを目指して、まずは毎年恒例の「根出し」からはじめました。

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サツマイモ苗を買いました

サツマイモ苗

4月の最終土曜日に、サツマイモ苗を買いました。

今年はシルクスイート20本です。

今年は予約ではなく、店頭に並んでいる苗を買いました。シルクスイートは10本単位で売られていましたが、その他のイモは50本単位でした。うちの家庭菜園規模で50本は多すぎなので。シルクスイート一択でした。

今まで育てたのは、安納芋、鳴門金時、紅はるか。シルクスイートは育てたことがなかったので、ちょうどよかったです。

苗は、丈夫な苗を選んで買うのが良いです。

一度、予約して買った苗が、葉が小さく茎も細く、ひょろっとしていました。お店の人には「大丈夫」と言われたけど、結局うまく育たず、大半が消えて。小さいまま生き残っても、サツマイモが出来ませんでした。

サツマイモ作り、経験不足だったからかもしれません。でも、見た目が丈夫な苗を買ったほうが良いと思いました。

買ったばかりのサツマイモ苗は、ぴんとしていて丈夫そう。

でもこのまま植えつけると。雨降り中でないかぎり、ヘナっとしてしまいます。

サツマイモ苗の根出し

サツマイモ苗の「発根・根出し」は、茎から出る「不定根」を出すのが目的です。あらかじめ根を出しておくことで、土に植えつけた後、枯れずに定着させるために行うのだそう。

ゴールデンウィーク後半に雨が降る予報だったので、その日に向けて、根出しを開始。

今年の根出しは、新しいやり方を考えました。

手作りの新聞紙袋に、サツマイモ苗を並べて入れました。

底にメッシュの板がついていて、なおかつ水が入っても穴から水が抜けていくタイプのスリムなプランターがあったので、その中に入れてみました。

新聞紙の手作り袋

新聞紙袋

新聞紙で作る手作り袋は、料理中に野菜くずや卵の殻を入れたり、種取りした野菜の種を入れて、涼しい場所に保存したりするときに重宝しています。

新聞紙袋の作り方の参考サイト↓

植えつけの日に向けて。毎日、朝と夕方に、ジョーロで新聞紙袋に水をかけて、うるおいを保ちました。

連日、暖かい日が続き。定期的に水をかける新聞紙の中も、湿度を保って暖かい環境。

一週間、地味に水やりをして。発根・根出しはできましたが。根が間延びしてしまいました。これは・・・失敗なのか?

不定根

不定根が太ると、サツマイモになる。

サツマイモになる不定根は肥大モードが入っているらしい。

しかし白く細い不定根は、サツマイモにならないらしいと、後で知る。

なんでも、肥大モードの不定根は、土の中で発生するらしい(?)。

今まで適当に発根させ、植えつけて、収穫していたので、そんなことは知らなかった。

2018年の秋から、有機栽培で家庭菜園をはじめましたが。2019年に自然農法に変換。その後、今まで、野菜づくりの事情をあまり知らないまま、のん気に畑の野菜を植物化して、今年まで来てしまいました。

収穫は「おまけ」として考えていた、自然農法1年目。それから年を重ねるごとに、収穫できる野菜が増えてきました。すべて自然任せで得た恩恵。

今後は少しずつ。野菜を「収穫」するための基礎知識を、身につけていく必要があるかも。

サツマイモ苗の植えつけ

4月に、こつこつと、サツマイモ畝を作っておきました。

今年は、広さを与えて畝幅60センチ(理由はとくになし)。畝間は鍬(くわ)幅。

サツマイモは、乾燥している環境が好きなので、畝の高さはしっかりと、高くしました。

船底植え

サツマイモの植えつけ方は、いくつかあります。斜め植え、水平植え、垂直植えなどなど。

植え方によって、大きな芋ができたり、多収穫だったり、細身だったり、丸かったりと、育ち方が異なるらしい。

私は、サツマイモ苗を「船底植え」にするのが好きで。毎年、船底植えです。

船底植えは、簡単にできて、なんだか楽しいのです。

大きなスコップをさして、土をやわらかくしたら。利き手で半楕円形の穴が簡単に掘れます。

苗を、バスタブに入れるみたいに入れて。

土を戻すと、土の重みで、苗は穏やかなUの字になっているはず。

土の中は見えませんが。「自称、船底植え」です。

サツマイモの出来も良い。

今年は、株間を40~45センチくらいにしました。スペースをとって、育てたいです。

サツマイモの植えつけ作業。スマートに完了。

土から出た葉っぱが、ヘナっとしていますが。すでに、茎から新芽も見えていました。

あとは、基本的に秋まで放置でしょう。

8月の蒸し暑い時期に、畝一面に広がってくれるサツマイモのつる。草刈りをすることもなく、ときどきつる返しすればよいかんじ。

収穫まで、サツマイモエリアは、サツマイモにお任せ。

明日は雨の予報。

サツマイモの苗が潤いますように。

その後の様子

植えつける時期は、やはり早すぎたか。

どんなに暖かい日が続いたとしても、まだ5月上旬であることは否めず、後日に9度の寒さと雨に見舞われ、その後に30度越えの暑さが、サツマイモ苗たちに襲いかかりました。

今年の気象は激しく異常気象です。

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