サツマイモの出来

2023年、サツマイモのまとめ

2023年。10月1週目と2週目に、サツマイモをすべて収穫しました。

出来は、不作に近かったです。

苗の量にくらべて、収穫量は少なすぎ。

大きな芋も取れましたが、一株に一個ついている状態。

いくつかの苗は、ツルボケで芋なし。

今年は初夏から暑かった

今年のサツマイモ植えつけ時期は、暑い日が続いて雨も少なく。

雨が降ったと思えば、バケツをひっくり返したような、畝が崩れてしまいそうな大雨に見舞われていました。

日本の西、南側や島根辺りでは線状降水帯が発生して、土砂崩れや浸水被害が頻繁に起こる年でした。

今年は早めにスタートしたくて、ゴールデンウィーク中に植えつけを行いました。

この時期から、すでに七月並みの暑さと日照りが続き、苗が簡単にヘタってしまいました。

発根し過ぎた

2つ目の問題は「発根」です。

私は毎年、苗の茎部分から、しっかり発根させて植えつけていましたが。

「発根」について、よくわかっていなかったようです。

今年、私が発根に要した期間は一週間。

濡れた新聞紙に包んで、しかも高い気温の中で一週間は長すぎました。

「不定根(ふていこん)」が間延びしてしまったのです。

不定根は、数ミリちょこっと出るくらいでよいのです。

ぶっちゃけ、出そうな状態でもよいくらい?

サツマイモは、不定根が土の中で成長していく過程でできるものなので、不定根は、土の中で伸ばすのが正解。

↑本当かどうか不信感があったので、今年試してみたわけですが。

やはり不定混は、土の中で成長させていく方が、多収穫になりそうに思いました。

サツマイモは、あまり過保護になってはいけないと思いました。

ありのままの状態で、あとは土と自然にお任せ状態にした方が、勝手にたくさんの芋を作ってくれそう。手出しは禁物。

不定根を、植えつけ前に長く伸ばし過ぎたせいか、土の表面を覆う葉っぱは旺盛でした。そのかわりツルボケになりました。

青シソが多すぎた

サツマイモは乾燥を好み、低栄養の土が好き、ということなので。

雨の水分と、余分な栄養を吸い取ってくれる青シソを混植していました。(読んだ本では赤シソが推奨されていました。)

混植といっても、勝手にサツマイモ畝に生えてきた青シソを、取らずに放置しておいただけなのですが。

夏には、サツマイモに負けず劣らず大きく育った青シソは、もしかすると、サツマイモの栄養分まで取ってしまったのかもしれません。

見方を変えれば、青シソメインの畝になってしまっていたかんじ。

来年は、サツマイモだけのために畝を使いたいと思いました。

植えつけ方

今年は、大きな芋が一株に一個ついていたかんじ。

それは、植えつけ方に問題があったのか?とも考えましたが。

私が行っている「自称船底植え」は、活着もよく芋も多数収穫できる植えつけ方。

今年の不作は、植えつけ方の問題ではなさそうに思います。現に大きな芋はできているのだから。

気になる「菅野式若苗萎れ定植」

今年、サツマイモの植えつけ方について、あれこれ調べていたら、「菅野式若苗萎れ定植」という植えつけ方を知りました。

詳しい方法は、よくわからないのですが。その時の私には、ずいぶんショッキングな方法だったので今年は断念。この方法で植えつけると、クズイモが出にくいそうです。

来年は、この方法も取り入れてみるのもよいかも。

来年のまとめ

  • 事前の発根は三日ほど
  • 植えつけは天候を見計らう
  • 菅野式若苗萎れ定植も試してみる
  • ツルボケを防ぐため、手はかけ過ぎない
  • むやみやたらにシソを混植しない。

まとめ

サツマイモは、同じ畝で育て続けると、肌がきれいになっていくそうです。

今年、新たな環境ではじめた菜園なので、まだ土の性質などができていない状態。

サツマイモも、思いついた場所で試しにはじめました。

夏の時期に、それなりに日に当たる場所だと思うので、来年も同じ畝でトライしてみます。

こうなるともう目標は「多収穫」。苗がヘタレたら、新たに苗作りからトライするくらいの自由さで、挑戦してみたいと思います。

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