
4月。
越冬して放置したままのキャベツが、今頃になって巻きはじめました。収穫できるのでしょうか。
さて。
3月はじめに植えつけたジャガイモは、すくすくと成長をはじめました。
4月はいろいろな野菜たちが、活動を開始する月ですね。畑作業が活発になります。
里芋を植えつけました


去年の11月に掘り上げた里芋から、翌年の種イモを選別。
種イモ候補たちを新聞紙に包み、さらに新聞紙を被せて。家の中で保存していました。
封印を解いてみると。


中身がふにゃりとやわらかくなって、腐ってしまったのが半分。
生き残っているけど、形が悪いのが半分。
残りは、形が良くて、大きさも適度にある子たち。種イモにすることにしました。
この子たちは「セレベス」という、赤い芽の里芋です。煮るとホクホク、おいしいです。

去年、近所で畑をされている方からいただいた里芋も、芽を出していました。
大きいから親芋。たしか八つ頭だったと思うのですが。
「たしか八つ頭」2個と、「おそらくセレベス」8個。合計10個の種イモです。
生姜を混植
今年から使用するのは、半日陰が多い場所。湿気と半日陰を好む里芋にはうってつけ。
同じく湿気と半日陰を好む生姜を、混植します。
地域のタネ屋さんで、土佐大生姜を買いました。どんな食べ方でもおいしい種類だそうです。
生姜の写真を撮り忘れました!まあ、見た目は「生姜」です。
サボテンみたいに、連結した形で大ぶりになっているものは、ほどよい大きさにポキッと折って植えつけます。
里芋を深く植えつけた


今回は、余裕をもって60センチ間隔で、里芋を深植えしました。
里芋は、種イモの上に子芋ができます。4月後半に植えつけた後、5月の下旬や、7月の下旬など、2回ほど土寄せをします。
私は、里芋を平たい状態で植えつけたかったので、深めに植えつけました。
芽が地上に出てくるのは、少し遅れるかもしれません。
そして、里芋と里芋の真ん中に、生姜を植えつけました。これまた写真を撮り忘れました!
生姜は、10センチほど土を被せればよいみたいです。
去年まで、狭いエリアで里芋と生姜を植えつけていました。
里芋のそばに生姜を植えつけるのですが、生姜は里芋より遅れて発芽します。
ちょうど雑草が生い茂る頃。生姜がようやく地面から出てくるのですが、このとき、雑草と間違って、ノコギリ鎌で刈っぱいてしまうミスを、何度も繰り返していました。
今年は余裕をもって、里芋と生姜エリアを作ったので。生姜収穫まで、無事でいてほしいです。
青じそ、赤しその種を蒔いた

今年は心機一転。新しい場所で畑作り。
青じそと赤しそがなかったので、今回は「野口のタネ」から固定種のシソを取り寄せました。


日陰が好きなシソ。里芋のそばに蒔きました。
また赤しその成分は、他の野菜の病害虫を防いだり、土の状態を良くしてくれるそう。だから、私の夏の畑には、赤しそが山ほど生えています。
シソは好光性種子なので、被せる土はごく薄く。
縁がギザギザの三角ホーで、気持ち覆土して。その後、三角ホーの平面部分で、土を鎮圧しました。
トントントン。種が目覚めるほどよい振動が響きます。この三角ホーの振動は、以前、猫が深く寝入ってしまったくらいの癒し効果がある振動です。
アフリカンマリーゴールドの種を蒔いた
それから。土の中で育つ野菜を、センチュウから守るために。アフリカンマリーゴールドを混植します。
アフリカンマリーゴールドは、センチュウの中でも「根腐れセンチュウ」の予防になるそうです。
「センチュウ」は「線形動物」というものに分類されていて、肉眼では見えません。見えないからこそ、できるかぎり予防する意識を持つしかありません。
『コンパニオンプランツの野菜づくり』(木梨利男著)、116ページに、「センチュウに効果のある緑肥植物」の名前が載っていました。
根腐れセンチュウには
- マリーゴールド
- ハブソウ
- エンバク
- ギニアグラス
- ソルゴー
ネコブセンチュウには
- クロタラリア
- エビスグサ
- ラッカセイ
- ギニアグラス
- ソルゴー
などが効果があるそうです。
ソルゴーは、固い地盤を耕したり、農薬や化学肥料の養分を吸い取ってくれたりする、すごいやつですが。刈り取るのには大型機械が必要になるくらい、でかくなるので。憧れですが使えません。
落花生を植えていれば、同時にネコブセンチュウ予防にもなるなんて。一石二鳥です。
他の対策として、私は、里芋の跡地などに米ぬかをすき込み、ネコブセンチュウ予防をしていました。
ただ、私は米ぬかを精米所でもらってきていたので、おそらく農薬入りかしら?
今回の畑は、できるだけ無肥料でやりたいので。今のところ米ぬかをすき込んだり、肥料として使うことは未定です。

アフリカンマリーゴールドは、開花が遅いです。そのかわり、秋も終わりの頃になっても、花を咲かせています。
株をそのままにしておけば、来年また芽吹きます。
株が大きくなるので、場所をとりますが。邪魔なところを切って、土にすき込んだり、草マルチにしておけば、センチュウ予防にもなります。
病害虫の心配もない。
すてきな緑肥です。


去年、畑から、枯れた花のつぼみを持ち帰って、保存してありました。
枯れたつぼみを崩してみると、種になりました。
ホームセンターで買った種と、同じ姿をしています。種取り成功しました!
アスパラガスの種まきと、ヤーコンの種イモの植えつけ


今年は、アスパラガスの種を買ってしまいました。育て方もわからないのに。
種を蒔いて。どうなるでしょうか。
それからヤーコンの種イモも買いました。
ふわふわ軽い土の中に、小さなかたまりが、2個入っていました。ヤーコンの種イモって、小さいですね。
去年、サツマイモ掘りの手伝いに行った農家さんで、少しだけいただいたヤーコンを、炒めて食べたら、癖がなくておいしかった。栄養も豊富だし。地味な見た目から、育て方も簡単そうに思えたので、育てたくなりました。
ヤーコンは、暑さと寒さが苦手だそうです。
春と秋の気候は好きだけど、日本の夏には弱そう。
午前中は日が当たり、午後に日陰になるような。酷暑と極寒を避けられる、日当たりが良く水はけが良い場所がいいらしい。
とりあえず、そんなかんじに近い場所に埋めておきました。

一つの種イモは、発芽していました。
もう一つの種イモは。動物のうんちのかけらみたいな、姿をしています。どこから発芽するのかも、わかりません。経過観察したいと思います。
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